宇宙人ポール
名画座にて半年遅れ上映だけどみてきた。
見てよかったー!面白かったです。だいたいの流れは近年よくみられるSFものやヒーローもの愛好家の「あこがれ」と「お約束」を実写化したような「解る人は解る人で笑えて、解らない人もそれなりに楽しめる」系の映画でした。かのSF映画クイーンやら某監督がカメオしてたりだとか、また濃いところから持ってきたな―といったパロネタの数々だとか(半分くらいしか解ってなかった気がしますがw)。ストーリーはもちろん、映像作りも良くできていて、とくに3Dに関しては全くといっていいほど違和感なく、役者との合成?も巧みでスクリーンの中ではあの宇宙人が実在してるような感じさえします。
観後ぼんやり思ったことなのですが、前述にもある愛好家向けの映画として、いわば彼らとしての日常から非日常世界への生きて帰りし物語…ほかにもギャラクシークエストやキックアス、スーパー!など数々思い当たりますが、よくよく考えてみれば子供のころに見た|読んだネバーエンディングストーリーや、日本でいえばドラえもんあたりが持つプロッティングの延長上を大人になってから再体験、といったものなんじゃないかなあなんて感じました。新しい切り口としてのマトリックスや、子供には子供にも楽しめる同様の流れのハリーポッターなんかも同系統ですが、いつの時代も世代も世知辛い社会生活でこりかたまったものに対するカタルシス、みたいなところに感じる魅力は、あまり変わらないものなんでしょうかね。
ミュージカルの超人 #1
WOWOWで放映予定の「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」の関連番組として、「ミュージカルの超人」という番組が放送されています。
タイムマシン
タイムマシン。原作は小学生の頃文庫で読んだきり。古い方の映画は未見。
内容は古典だけど、描写も作りも丁寧。意外性もがっかりもなく安定したSF感。当時話題になってたタイムマシンの機械的、メカ的浪漫よりも、ガイピアースの目つきに惹かれたりする(笑)
探偵スルース
映画スルースの古い方。やっと観られた。国内版DVD無いっぽいよね。
やはり舞台で張りつめた空気の中観るべき作品だとは思ったけど、混沌とした屋敷の作りもちょっと濃い目の演出も二人の俳優もこれはこれで好き。終始崩れなかったアンドリューが、終盤「探し物」が始まるに至るあたり徐々に陰っていく感情の流れの作り方、凄い。
2007版も観てみよかしら(持ってるけど積みっぱなし)
ミッション:8ミニッツ
ここ最近の良作続きの中でも飛びぬけて良かった。ひさしぶりに高揚する感じの。
開始しばらくパトリオット風味なSFかと思ってたのに、いつのまにかウルっと。極めてコンパクトなSFサスペンスの中に、するするといろいろな形の愛(自己愛、家族愛、人類愛もろもろ)が。想像の余地を残すラストも好き。
ひとつ不満といえば、広告のだまされるとかあれ余計だと思う。そんな煽り文句いらないし、微妙に内容と合ってないし。さんざん逆ベクトルに騙されてるから、あれで最初は敬遠してた。もったいない。
魔術★錬金術
シュルレアリスムはそれほど…だけど、切り口が面白そうだったので寄ってみた。
コラージュ作品の比重が高めの展示で、テーマの通り、素材と素材の化学反応、生物 × 生物=キマイラ的な進化の違和感へ訴えかけるような作品が印象に残ったかな。展示の一つとしてもうけられていた、ライブパフォーマンスが良かった。受付でもぎりしてた方が(さっきの人だ!すげえ!と驚いたり)大きなメッシュ生地や印刷物などの切り貼りで構成されたステージにあがり、ウェディングベール、般若の面、ミイラの腕などを身につけて、なにかの生き物か精霊かのように動静を繰り返す。雑にいえばハイカラ紅天女みたいな。生きたコラージュなのかな。
面白かった。初めて来たところだけど、建物も素敵。また来たい。
The Artcomplex Center of Tokyo
http://www.gallerycomplex.com/m_a/index.html
eiko
はみ出した人達の関係と、静かに進むお話。軽いけど、軽いぶんの押し付けがましくないほんわりした暖かい感じが好き。麻生久美子のだめだけどいい人っぷりと沢田研二のそれっぽさが良かった。
思い出を売る男
以前TV放送で観たことがある作品。今回はやっと舞台で観ることができた。画像はDVD。
映像作品としてみるのと舞台でみるのとでは大分印象が違っていた。オムニバス的に戦争によって隔てられた人と人とに纏わる短編が思い出売りの男と音楽を軸に進むなかに、多くを語らずか台詞では語られない部分、行間と余白がとても大きくとられていて、それらを劇場に漂う緊張感やその空間が物語を語っているような感覚をその場に居ると感じられる。明るく振舞う男にあたる淡い寒色の照明、背中、言葉や音楽の間に張る空気。軸となる思いで売りの男においても冒頭から最後まで素性そのものすら語られる事さえないにも関わらず、悲哀を帯びた台詞まわしや佇まい。行間を想起させられてはそれにまた切なく寂しくなる。繰り返し観るようなものでも、カタルシスを求めるようなものでもないが、一つの良い舞台の構成だと思う。なんだか少し語りたくなる余韻感。
割と劇団四季の舞台ではみーはー全開視点だったりすることが多いけれど…今回ばかりは(豪華キャストにも関わらず)役者を据えた感想なんて無くてもいいかなと思った。劇団の歴史を背負った日下さんの挨拶がそのそれの全てで。
- おーbitbucket日本語化ー。だがしかしどこが日本語化されたかわからない。
- 今の要素だと、どこまでいっても2ンドライフかアxピグの中に追加で販売要素いれただけの複製おもちゃになりそうなので、もうちょい温めましょう
- 普通にブラシュアップしてスマホ対応、SNS連携でもしたら、今ならまた当たりそうな気がする=時代を先どるニューパワーすぎた?
- インフラぁ…reederさんがきっとなんとかしてくれる
- AWS S3 Auth By Signature Query Strings - 自家エンコーディングだと何度もSignatureDoesNotMatchで悩まされたのでメモ。 SDK PHP 2 利用。... http://t.co/lfX4G25RHC
- コレクティング・フィギュア配信・ゲーミフィケーション・MMO要素・SNSのハイブリッドとかいいとこついてる気がするけど、モデルの配給元とか難しげ。とりあえずunityでも勉強しとくか。
- 思い出したきっかけは、今後3Dプリンターが流行するなら、たとえばオープンワールド内をうろついてお好みのモデル探し回って、オンデマンドで購入・出力みたいなサービスあったら面白いだろうなって妄想。
- 大型アップデートで平坦化してつまらなくなってやめたな。よくある話だけど、初期の荒削りの混沌が一番楽しかったりする不思議。あー、Star Wars Galaxies…
- Gridに侵入して長距離移動するとか、荒野を軍隊の保安巨大犬型ロボットがうろうろしてるとか、荒めのSF設定も熱かった。